とっておきの絵本


メンバーが季節ごとに とっておきの絵本をご紹介するコーナーです! 

2025年 春 

せっちゃんのとっておきの本

『絵本とは何か』

 

松居 直著 

 

ちくま文庫

 大人向けの本

子どもさんたちにどんな絵本を与えたらよいか迷っている方々に推薦したい1冊です。著者は自身も『だいくとおにろく(再話)』などの絵本を書いている福音館書店の編集者でした。

良質な絵本とはどういうものか、子どもはどんなふうに絵本の世界へ入っていくのかが書かれています。またこの著書で取り上げた絵本のすばらしい点そしてその魅力が丁寧に書かれています。

 


『おおきなかぶ』

 

トルストイ再話

内田莉莎子 訳

佐藤忠良  画 

 福音館書店

ロシアの昔話をAトルストイが再話したものを内田莉莎子さんが訳しました。文はとてもリズミカルです。この絵本の素晴らしさは絵のすばらしさにあります。絵は昭和、平成の彫刻界を代表する彫刻家佐藤忠良さんによるものです。出てくる人物の表情はとても豊かでリアルでダイナミックです。絵だけを見ただけで子どもさんたちは物語を理解できるでしょう。

 


『おひさまと

   おつきさまのけんか』

 

せな けいこ作・絵 

 

ポプラ社

ある日小さなことでおひさまとおつきさまがけんかをして戦争になってしまいました。

その果ては全てがなくなり闇の世界となりました。

今世界には核兵器が数え切れないほどあります。もし核戦争になったらこの本と同様地球は闇の世界となってしまうでしょう!

絶対に戦争してはいけませんね!

 



ふくさんのとっておきの絵本 

『さくららら』

 

写真 小寺卓也 

文 升井純子

 

アリス館 

北海道でくらす写真家の小寺卓也さんが7年かけて撮影した写真絵本です。

文を書いた升井純子も北海道の方で本文の中の

「わたしがさく日は、わたしかきめる」というところが心にのこります。

 

 


『木のまつり』

 

作 新美南吉 

絵 鈴木靖将

新樹社

新美南吉の作品で、原っぱの木に白い花がいっぱいさいてチョウチョもホタルも集まって優しさにつつまれて美しく楽しい世界が広がります。



ひろみちゃんのとっておきの絵本 

『てん』

 

作・絵 ピーター・レイノルズ

訳 谷川俊太郎

 

あすなろ書房

 

お絵かきが大嫌いで真っ白な画用紙に何も描けないワシテは、先生に「なにかしるしをつけてみて。」と言われ、ちっぽけなてん(点)をかきます。先生はそれを額縁に入れて教室に飾ってくれます。

子どもの中にある豊かな可能性を、好き嫌いを超えて広げるきっかけを与える先生が素晴らしいです。ラストのワシテにもグッときます。


『ちょっぴりながもちするそうです』

 

作 ヨシタケシンスケ

 

 

白泉社

 

ヨシタケシンスケさんの心がちょっぴり軽くなる絵本シリーズの第3弾。ヨシタケシンスケさんのおまじないは、「これホントかな?」と思いつつ、やってみたくなるものばかり。私もこっそり「夜中に一人で小おどり」しちゃいました(^^♪